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Hitachi

2020年11月26日

株式会社日立システムズパワーサービス

■概要

 株式会社日立システムズパワーサービス(代表取締役 取締役社長:坂井章、本社:東京都港区/以下、日立システムズパワーサービス)は、統合運用管理システムを使用してクラウドシステムの監視プラットフォームを構築し、東京電力ホールディングス株式会社(代表執行役社長:小早川智明、本社:東京都千代田区/以下、東電HD)と株式会社テプコシステムズ(代表取締役社長:権田勇治、本社:東京都江東区/以下、テプコシステムズ)のコミュニティ型クラウドサービスである「TEPcube(テプキューブ)」向けに、「クラウドシステム監視サービス」の提供を開始しました。
 本サービスは「TEPcube」を利用するお客さまのシステムを効率的に監視する観点から、「TEPcube」のサービスメニューとして提供し、お客さまシステムのクラウド化と企業価値の向上に貢献します。
 「TEPcube」上に本サービスを構築することで、初期コストを抑えてお客さまに提供することが可能となることに加え、24時間365日の監視サービスを提供することで、お客さまの業務負荷を軽減し、働き方改革を推進します。

■背景

 東京電力グループを取り巻く環境は大きく変化し、「経営改革」に取り組んでいます。電力システムのICTを支えている日立システムズパワーサービスには、生産性倍増による収益力の改善と東京電力グループ各社の事業戦略に合わせたシステム対応のスピードアップが求められています。
 さらに、近年はコロナ禍での新しい生活様式への対応や働き方改革としてデジタライゼーションなどの推進が求められる一方で、IT人材の生産性向上と人材不足が深刻化しています。また、各企業では業種を問わず業務システムのクラウド化や社会に向けた情報発信ツールとしてSNSを利用したシステムの拡大など、運用監視サービスへのニーズが拡がっています。
 さらに、サイバー攻撃などセキュリティインシデントやシステム障害が万が一発生した際、お客さまや社会に与える影響が大きくなりシステムの監視や迅速な初動対応が欠かせなくなっています。

■詳細

 こうした背景の下、日立システムズパワーサービスは、システム・サービスの安定稼働を実現すると共に、TCO(Total Cost of Ownership:総保有コスト)の削減に貢献するためにマルチクラウド環境における監視をワンストップで対応する「クラウドシステム監視サービス」を構築し、「TEPcube」を利用するお客さま向けにテプコシステムズと協働でサービス提供を開始しました。
 本サービスは統合運用管理システムで国内シェアNo. 1の「JP1シリーズ」を採用しWindows®、Linux®といった各種プラットフォームをはじめ、クラウド環境・仮想環境・オンプレミス環境に幅広く対応できます。また、システムを監視する際、お客さまのシステムにソフトウェアをインストールしない“エージェントレス”方式を採用し、お客さまシステムへの影響を最小限に抑えて監視が可能となります。
 これらにより、「TEPcube」を利用することで、お客さまは複雑な運用業務から解放され本来の業務に注力でき、高いセキュリティを誇るハイブリッドクラウドサービスを安心してご利用になれます。
 今後、東京電力グループで培った技術や知識にプラスして、多様な業種に携わってきた日立グループの先進事例やノウハウを活用するなどシナジー効果を発揮しAIやICTなどの先進技術でお客さまや社会の課題解決に貢献したいと思います。
 さらに、日立システムズパワーサービスは、東京電力グループ以外の法人向けに幅広く拡販していくと共に、ネットワーク、セキュリティ、ヘルプデスク、BPOなどを提供できる強みを活かし、お客さまと各種のサービスを共創していきます。


クラウドシステム監視サービスのイメージ図

お客さまお問い合わせ先

  • 株式会社日立システムズパワーサービス 営業・マーケティング統括本部
    〒105-0023 東京都港区芝浦一丁目2番3号
    TEL:03-6757-1130(直通)
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Windowsは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。
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Linux®は、米国およびその他の国におけるLinus Torvalds氏の登録商標です。
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JP1は、株式会社日立製作所の日本における商品名称(商標または登録商標)です。
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TEPcubeは、株式会社テプコシステムズの商標(商標もしくは登録商標)です。